• 2019年3月30日

    【期間限定】Account Space Optimisation 無料体感キャンペーン

    弊社はこの度、LINN DS/DSMを所有し、まだAccount Space Optimisation(アカウント・スペース・オプティマイゼーション)及びSpace Optimisation(スペース・オプティマイゼーション)を設定されてない方を対象に、自宅で無料で体感出来るキャンペーンを期間限定で開始します。

     

     

    【Space Optimisationとは】
    Space Optimisation(スペース・オプティマイゼーション)は、全てのLINN DS/DSMのさらなる高音質再生に活用できる洗練されたソフトウエアによるツールです。SPACEとはSpeake Placement And Custom Environmentの頭文字を取ったもので、文字通り、スピーカーの設置位置と部屋の環境によって生じる音質の劣化要因を除去できるプログラムです。スピーカーが置かれている部屋の見取り図を作成し、実際に耳に届く再生音に影響を及ぼしてしまう環境由来の要因を補正します。

    Space Optimisation はスピーカーによって様々に異なる諸要素、すなわち、ドライブユニットの配置、バスレフポートの反応等に加えて、部屋固有の諸要素、寸法、壁や床の素材とドアや窓の配置等々による音響の相互作用を正確にモデリングします。その結果、部屋環境によって現実的には歪成分として影響を及ぼす周波数を特定し、それらのエネルギーを低減させることによって、それまでは背後にマスクされ聴こえなかった本来再生されるべき音楽が蘇ります。さらには、左右のスピーカーが発する楽音が同時にリスナーへ届く様にスピーカー設置位置とリスニングポジションの関係も勘案されています。

     

    【従来のKonfigでのSpace Optimisationとの相違点】
    LINN Account Space Optimisationはスピーカーと部屋の相互作用による音響特性をモデリングする極めて複雑なアルゴリズムを採用しています。電磁場解析の一手法である、FDTD法(有限差分時間領域法)をベースにしたプログラムです。2次元平面での分かり易い例としは、漁網が湖の表面に均一に展開した様子をイメージしてください。網目は一つひとつ毎に個別の場所として特定され、湖面に石が落とされ波面が広がり始めるとその高さは網目毎に測定ができます。

    3次元空間への音波の離散に関してこの手法を適応させることにより新たなLINN Account Space Optimisationは従来のSpace Optimisationでは考慮できない要素も加えて、より正確に音響特性をシュミレーションすることを可能にしています。長方形ではない平面プランの部屋、壁面におけるドアや窓の配置場所、スピーカーの設置位置とその振り角等も図面上に落とし込むことができます。さらには、FDTD法の時間領域での処方を音響特性のモデリングに適用した結果、スピーカーと部屋の相互連関により発生し再生音に重畳されてしまうピーク成分の単純振幅のみならず経時減衰も加味して低減させ、再生周波数の不要な山谷は無くなり、均等な減衰特性にも貢献します。新たな Space Optimisationは低域〜中域のエネルギーバランスをより優れた状態に保つことができるよう設計されています。

     

    【Space Optimisationでマイクによる計測をしないのは】
    Space Optimisationが目指しているのは、お部屋がスピーカーの再生音に与える影響を低減することで、ユーザーがお使いのスピーカー自体が備えている特徴、唯一の個性、を発揮できるようにすることです。そのためには、スピーカーシステムと部屋の相互作用と、スピーカーシステム自体の特徴の双方を理解する必要があり、スピーカーと部屋の相互作用がある状態ではスピーカーシステムの特徴を判断することができません。

    マイクによる音響特性の計測には正確さと再現可能性においてエラーを生じる要素がいくつも存在します。計測法としてMLS(Maximum Length Sequence)あるいはLog Chirp(継続スイープ)のいずれを選択しても、往来から発生する振動やノイズ、歪の発生源ともなるマイク自体の性能、さらには数センチで特性が変わってしまうマイクポジション等の問題が存在します。計測によって音響特性をモデリングする際にはそうした誤差発生をできる限り排除する必要があります。理想的なインパルス応答によるモデルを適用するためには、計測過程では理想的なマイクがノイズの無い環境で使用され、測定場所も厳密に設定しなければなりません。距離入力による音響モデリングはスピーカーと部屋の相互作用を理解する上で、マイクによる計測よりも明らかに優れていることが分かります。

    スピーカーシステムの特徴はエンクロージャの形状やドライブユニットのサイズやバスレフポートの位置等、様々な要素が判断材料となります。例えば、ドライブユニットの構造上の特徴とそれぞれの配置やエンクロージャの角での回折による影響、さらには設置位置および実際の振り角とリスナーとの関係まで含まれます。特徴を判断するためには無響室での軸上特性だけでは全く不十分です。実際に必要なのは、そのスピーカーがリスナーの部屋と同じ音響特性の条件下であたかも無響室で測定されたのと同等ということができる結果です。しかしながら、スピーカーの特性を軸上及び一定の角度の軸外で測定して事足れりとしているブランドもあります。しかしながら、それは実際に設置される部屋での再生特性とは大きな隔たりがあるものです。
    Space Optimisation で採用した寸法の距離計測による音響モデリングはスピーカー本来の特質を発揮できるよう、実際にそれらが設置される部屋固有の影響を排除するものです。

     

    【弊社での実績】
    弊社はSpace Optimisation(スペース・オプティマイゼーション)リリース直後からこの革新的な機能に魅了され、様々な環境で実際に設定を行い、その数は現時点の段階で既に50を越えております。設定をさせて頂いたお客様からは多数の評価を頂いておりまして、弊社の設定後に今までご自身で設置されていた吸音材を全て取り除いた方や、デジタル・ヴォイシング・イコライザーの雄であるAccuphase DG-58を手放された方もいらっしゃる程、Space Optimisation(スペース・オプティマイゼーション)は全てのLINN DS/DSMのさらなる高音質再生に活用できるツールです。

     

    この様にスピーカーと部屋の相互作用による音響特性をモデリングする極めて複雑なアルゴリズムを用いて最適な音楽の提供を実現するLINN DS/DSMですが、このAccount Space Optimisaton(アカウント・スペース・オプティマイゼーション)が持つ効果をもっと多くのLINN DS/DSMユーザーに知って頂きたいと言う思いから、本キャンペーンを期間限定で行います。

     

     

    期間中、対象モデルを所有し、まだAccount Space Optimisation(アカウント・スペース・オプティマイゼーション)を設定されてない方のご自宅へ訪問し、お客様がお持ちの対象モデルへAccount Space Optimisation(アカウント・スペース・オプティマイゼーション)を弊社が無料で設定し、その効果を実際にお客様の耳でご体感頂けます。

     

    【キャンペーン期間】

    2019年4月1日(月)から2019年6月30日(日)依頼分まで

     

    【対象となる方】

    他店にてLINNの対象モデルをご購入し、現在Account Space Optimisation(アカウント・スペース・オプティマイゼーション)及びSpace Optimisation(スペース・オプティマイゼーション)をまだ設定された事がない近畿2府4県にお住いの方(但し離島は対象外)

     

    【お申し込み方法】

    弊社お問い合わせフォーム又は電話

     

    【ご訪問日時について】

    お申し込み時にご希望日時の候補日を3つお知らせ下さい。

    ご希望に添えない場合は別日にて調整となります。

     

    【キャンペーン対象モデル】

    ・KLIMAX DS/DSM

    ・AKURATE DS/DSM

     

    【その他】

    お客様宅での滞在時間は約2〜3時間です

    ご体感後はAccount Space Optimisation(アカウント・スペース・オプティマイゼーション)設定を消去します

    そのままAccount Space Optimisation(アカウント・スペース・オプティマイゼーション)を継続してお使いになりたい場合は弊社サポート欄に記載されている料金をお支払ください。

    本キャンペーンはお客様宅までの交通費も無料です。

    ご不明な点がありましたら弊社までお気軽にお問い合わせ下さい。