2022年の仕事納めは兵庫県 I様邸リビングシアターのトラブルシュートでした。
2010年にテレビとプロジェクターの2Wayリビングシアターをインストールさせて頂いたI様邸。
インストール後も何か不具合があればその度に対応させて頂き、ご家族と共にリビングシアターを楽しまれています。
クリスマスを過ぎた頃にI様から連絡があり、数年前に購入したPanasonicのテレビでNetflixが急に視聴出来なくなり、メーカーのサービスが来た時に設定のリセットを行なった後、サラウンドアンプとの連携が上手く行かなくなり、テレビ本体から音が出る様になったり、BDレコーダー視聴やゲームプレイ中に度々スピーカーを設定する様な画面が出る様になったとの事で、弊社の仕事納めの日にお伺いしました。
これは不具合を再現した画面。
サラウンドアンプにBDレコーダーやゲーム機を接続していて、テレビでもプロジェクターでも使える様にしているのですが、なぜかPanasonicのテレビをリセットした後は度々この様にアンプの設定画面が出てくる様になったとの事。
ちょうどDENONの営業の方もこの日が仕事納めだったので相談した所、おそらくテレビの初期化やアップデート等でビエラリンクのバージョンが新しくなり、何らかのコマンドがサラウンドアンプのメニュー画面を呼び出すのと同じコマンドが出る様になったのではないかと推測されていました。
不具合の解消方法としてPanasonicテレビの再起動等を試される様に指示を頂いたのですが、私自身の経験としてはサラウンドアンプ側も再起動した方がこの様な不具合が解消される事が多いので、簡単に主電源を入り切り出来る様にスイッチ付き電源タップをアンプの電源とコンセントの間に接続し、何か不具合が出た時は電源タップのスイッチで入り切りして貰う様に配線を行いました。
サラウンドアンプの電源ケーブルを抜いて再配線するため、一旦アンプをラックから引き出し、電源タップを背面のコンセントへ接続。
背面のコンセントはセンタースピーカーの裏にあるので、センタースピーカーをラックから外します。
普段この様な所はなかなか掃除出来ないため、この機会に掃除しました。
スピーカーの表面は塩ビシート仕上げなのでアルコールティッシュで拭き、サランネットは掃除機で埃を吸います。
綺麗になったセンタースピーカー。
センタースピーカーが収まっていたラックの棚板。
結構ピッタリとセンタースピーカーが収まっているため、取り外しをしない限り掃除をするのはなかなか困難ですので、こちらもアルコールティッシュで拭きました。
棚板の内部も綺麗になりました。
サラウンドアンプ本体や棚板もアルコールティッシュで拭いて綺麗になりました。
アンプ自体に結構な重さがあるので、この機会に掃除が出来て良かったです。
サラウンドアンプのコンセントを指し直し、元の位置に戻して動作確認を行い、今の所は特に問題なく動作している事を確認し、万が一アンプのメニュー画面が出て来た場合はアンプリモコンにあるSetupボタンを押せば消える事やビエラリンクが何らかのタイミングで働かずテレビ本体から音が出る場合はテレビリモコンにあるビエラリンクボタンからアンプを選択してもらう事でアンプやスピーカーから音が出る事をお伝えしました。
年末年始はご自宅で過ごされると言う事なので、その間に色々とお使い頂いて、また不具合があればご報告頂く様にお願いしてご自宅を後にしました。
また、I様邸で作業中にも他のお客様からApple TVでのコンテンツ購入時にカードの期限が切れているので更新の方法を教えて欲しい旨の電話が掛かって来たり、LINN MAJIK DSMの修理が何とか年内中に間に合ったりと、年の瀬を感じる2022年の仕事納めでした。
個人的には、まだCEDIA EXPOの様子を書き切れずに年を越してしまうのは心残りですが、来年早々には全ご紹介出来ればと思い、年内最後のColumn更新とさせて頂きます。
今年もお世話になりました皆様には心から感謝しております。
深い感動を得られるホームシアターやオーディオ、安定したネットワーク環境やオートメーション。
GLANCEはこれからも皆様へお届けしたいと思います。
来年もよろしくお願いします。