• 2021年8月31日

    N様邸 リビングシアター 下見編

    弊社の施工事例に追加させて頂きました、京都のN様邸リビングシアター。

    お施主様のご好意により掲載の許可を頂きましたので、今日から数回に渡ってインストールの模様をお届けしたいと思います。

     

     

     

    純和風の建物の中に設えられた、北欧テイストを軸とする落ち着いたリビング空間。

    そこに、リビングシアターを違和感なくインストールするため、どの様にすれば良いのかをN様、ディレクションを行う株式会社ドリップの藤井様、建築作業を担当して頂く株式会社亀匠の大亀様と共に打ち合わせを行いました。

     

     

     

    スクリーンを投射する場所はリビング正面の壁が、現在ソファを置かれている位置とちょうど良かったので、こちらで決定。

    エアコンと壁の間にボックスを設えてスクリーンを隠せる様にします。

     

     

    記事の続きを読む

  • 2021年8月27日

    おかえりMAJIK EXAKTBOX-I:LINN Katalystアップグレード

    弊社が展示機として使用している、8ch分の100W CHAKRAパワーアンプ搭載のLINN MAJIK EXAKTBOX-I。

     

     

     

    MAJIK筐体に収められた8ch分の100W CHAKRAパワーアンプ搭載EXAKTBOX。

     

    現在はAKURATE筐体に収められ、製品名もLINN AKURATE EXAKTBOX-Iと変更になり、最初からKatalyst DACが搭載された製品になっています。

     

    EXAKTBOXシリーズは当Columnにも幾度となく登場していますが、基本的にはヘッドユニットのDSMとEXAKT Linkで接続する事でデジタルクロスオーバーとして機能します。

    今まではLINNの4Wayや5Wayのスピーカーとパワーアンプ、その上流にEXAKTBOXを設置する事でネットワークを介さずにユニットとパワーアンプを直結し、各帯域の音をEXAKTBOXが分割して高音質化を図っていました。

    そのため、今までは既存のLINNユーザーの方がアナログクロスオーバーとして機能するAKTIVボードをパワーアンプに入れて使用されていた方が、更なる高音質化のためにEXAKTBOXを追加するケースが大半でした。

     

     

    2019年、サラウンド・プロセッシング・モジュールが発売され、LINNが本格的にサラウンドへ対応した事で、その状況は一変します。

     

     

    それまでのお客様のシステムの使い方として、オーディオとして音楽を聴く時はLINN DSM、ホームシアターで映画を楽しむ時はサラウンドアンプのフロントプリ出力をLINN DSMのアナログへ入力し、Unity Gainと言う機能を使い、プリ段をパススルーする格好にしていました。

     

    サラウンド・プロセッシング・モジュールが出た事で、LINN DSMへモジュールを組み込み、サラウンドスピーカー分のLINN EXAKTBOXとパワーアンプがあれば、LINNによる高品位なサラウンドシステムが構築出来てしまうのです。

    この、LINNによるサラウンドの音を1度聴いてしまうと、今までのサラウンドとは次元の違う音が出るため、もう国産のサラウンドアンプには戻れないと言うお声を多く頂戴しています。

    この様に一石二鳥なシステム構築が出来るのも、LINN DSMとサラウンド・プロセッシング・モジュール、そしてEXAKTBOXのおかげなのです。

     

     

     

    話が長くなりましたが、展示機として迎えたLINN SELEKT DSM-KAにはKatalyst DACが搭載されている事もあり、せっかくなので、LINN MAJIK EXAKTBOX-IもKatalystアップグレードをするため、5月下旬に本国のスコットランドへ旅立ち、数ヶ月を経てようやくKatalystが搭載され帰って来ました。

     

     

     

    シャーシ底面に貼られた、「Katalyst DAC ARCHITECTURE」のシールがKatalystアップグレードの証。

     

    記事の続きを読む

  • 2021年8月20日

    愛知 N様邸 LINN KLIMAX DSM/3のご納品

    愛知県のN様邸へLINN KLIMAX DSM/3をご納品させて頂きました。

     

    ご注文頂いたのは発表直後の4月初旬、そしてようやく8月に入荷したので、お届けまで約4ヶ月かかりました。(N様、お待たせしてすみません)

     

    箱に入ったLINN KLIMAX DSM/3。

    今回から専用設計の箱となりました。

     

    記事の続きを読む

  • 2021年8月4日

    LINN SELEKT DSM-KAへHDMIボードとモジュール組込【後編】

    弊社で展示しているLINN SELEKT DSM-KA。

     

    元々純正でもHDMI端子は付いているのですが、こちらはテレビと繋いでARCで音を受け取るためだけの物。

     

    LINN SELEKT DSM-KAを軸にしてHDMIボードとサラウンド・プロセッシング・モジュールを追加し、LINN SELEKT DSMへアップグレードモジュールを追加するか、AKURATE EXAKTBOX-I等のEXAKT BOXを追加すると、最大7.2chのLINNサラウンドシステムが完成します。

     

    と、言う事で今回は後編。

    LINN SELEKT DSM-KAヘHDMIボードとサラウンド・プロセッシング・モジュールを追加する様子を引き続きお届けしたいと思います。

     

     

     

    こちらはLINN SELEKT DSM-KAの上蓋を裏から見た所。

    刻まれたスリットを裏から支えている2本の金属の細い支柱の様に見えますが、実は厚みのある金属を削り出して作られている事が裏から見て初めて分かります。

    この様な細かい金属加工を全て自社で行なっているLINN Productsならではの仕上げです。

     

    記事の続きを読む

  • 2021年8月3日

    LINN SELEKT DSM-KAへHDMIボードとモジュール組込【前編】

    弊社で展示しているLINN SELEKT DSM-KA。

     

    元々純正でもHDMI端子は付いているのですが、こちらはテレビと繋いでARCで音を受け取るためだけの物。

     

    LINN SELEKT DSM-KAを軸にしてHDMIボードとサラウンド・プロセッシング・モジュールを追加し、LINN SELEKT DSMへアップグレードモジュールを追加するか、AKURATE EXAKTBOX-I等のEXAKT BOXを追加すると、最大7.2chのLINNサラウンドシステムが完成します。

     

    と、言う事で今回から前編と後編で、LINN SELEKT DSM-KAヘHDMIボードとサラウンド・プロセッシング・モジュールを追加する様子をお届けしたいと思います。

     

    ちなみに、当Columの読者だとご存知かとは思いますが、この様なアップグレード作業は基本的に弊社で行うのですが、それはお客様の「聴きたい時間」を最優先しているからです。

    ※但し、一部製品のアップグレードは本国のスコットランドで行う必要があります

     

     

     

    箱に収められたLINN SELEKT DSM-KA。

    ここから取り出して、HDMIボードとサラウンド・プロセッシング・モジュール追加作業に移ります。

     

    記事の続きを読む