• 2017年11月29日

    山口県 F様邸 NAS内蔵HDDとUPSバッテリー交換

    ネットワークオーディオでハイレゾ音源を楽しむのに欠かせないのはハイレゾ音源を保存する為のNAS。しかしNASにはHDDが内蔵されているだけでは無く複雑な機能も有しているので、正しく電源をON/OFFする迄には3〜5分程かかる姿はまるでPCの様。もし停電等でNASの電源が正しい手順を踏まずにOFFしてしまったら最悪の場合はNASのデータが損失する事も考えられます。

     

    そこで、停電時でもNASを保護する為に必要なのが無停電電源装置(UPS)。この機器をNASと接続して設定する事で万が一の停電時でもNASの電源を自動的に正しくOFFしてくれる、まさにハイレゾ音源の保険の様な存在なのです。

     

    まだ弊社のお客様はNASを導入する際に「データが消えたら大変ですから」と説明して出来るだけデータを保護出来る様にセットを組んで、何かあればご連絡を頂いたりこちらから連絡して定期的にメンテナンスが出来るのですが、オーディオNASと銘打って販売しているI社とかB社とか、音が良いと宣伝してるブランドのDとかが発売しているNASに何かトラブルが起こってもユーザー自身が対処するしか無いのは目に見えてます。(お客様相談センターに電話しても繋がりにくい状況が常態化してます)

     

    でもトラブルが起きた時は既にデータを取り出す事が出来なかったり、メーカーに送ってもHDDを丸ごと交換するので当然の事ながらデータは戻って来ません。

     

    I社とかB社とかブランドのDとかのNASのWebページを見ると「ネットワークオーディオの楽しみ方」とか「最高の音を今まで以上に手軽に」とか「はじめてのユーザーにも簡単にすぐつかえる」とか書いてますが、これを鵜呑みにして購入し、バックアップの段取りをせずに(一部の機種はバックアップ用HDDを接続するUSBポートすら無い)リッピングしたCDデータとかハイレゾ音源等をNASにドンドン入れて、3年程した所でNASからカッコンカッコン聞こえてネットワーク上から見えなくなったり、停電した後で再度電源を入れたらウンともスンとも言わなくなったりして泣きを見ない様、ご自身でシステムを構築される場合は上記の点に注意しておけば一先ず安心です。

     

     

     

    山口県のF様とはホームオートメーションシステム、AMXの修理をきっかけにお伺いし、その時にF様がご興味を持たれていたハイレゾ音源を聞いてみたいと言う事からLINN KLIMAX DSMをご納品させて頂いたのがご縁の始まりでした。F様にはJAZZやクラシック、ROCK等のハイレゾ音源をお楽しみ頂いているのですが、そのハイレゾ音源データを保存しているNASと、そのNASを停電から保護する為の無停電電源装置(UPS)を納品させて頂いてから4年近く経ちました。

     

    NASに内蔵されているHDDや無停電電源装置(UPS)は約3年を越えれば交換時期を迎えるのが一般的なので、システムメンテナンスを兼ねてF様邸へお伺いしました。

     

     

     

    写真中央の黒い機器が無停電電源装置(UPS)。弊社が通常使うモデルよりも少し大きめの容量の物を選んでいます。右側のシルバーの機器はパワーアンプ。オーディオと共にサラウンドもお楽しみ頂いているのです。

     

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  • 2017年11月28日

    和歌山県 M様邸 LINN DSMアップデート作業

    今日は午後から和歌山県のM様邸へLINN SNEAKY DSMアップデートの為ご訪問。

     

     

     

    M様邸のLINN SNEAKY DSM。ファームウェアは4.58.182なので最新のファームウェアへアップデートします。写真上のアップデートの所に4と言う数字が出ているのがアップデートを促す印です。

     

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  • 2017年11月25日

    和歌山県 H様邸TV・LINN・宅内ネットワーク 完成編

    と言う訳で前回、前々回のColumnはH様邸のTV・LINN・宅内ネットワークのインストール模様をお伝えしまして今回は完成編となります。

     

     

     

    設置が完了したリビングと開放的な窓から見える庭。75インチのテレビとLINN AKUBARIK-Pが良いバランス感で収まりました。スピーカーは床と同系のウォルナット色をセレクト。

     

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  • 2017年11月23日

    和歌山県 H様邸TV・LINN・宅内ネットワーク インストール1日目

    少し前になりますが、リフォームをされたH様邸にTV・LINN・宅内ネットワークのインストールをさせて頂きましたので、その様子をお伝えします。

     

    元々生まれ育ったご実家をリフォームして新しいお住まいとなるH様邸は、図面段階から建築会社の方と共に何処に何を配置するのかを綿密に打ち合わせし、スケルトンの状態やリフォームの進行途中にも現場に足を運んで詳細な配管位置等を現場の状況に合わせて指示しました。

     

     

     

    図面で各機器のサイズ感を落とし込み、バランスの良い配置を考えた上で実際の現場の状況とすり合わせを行います。今回はリフォームなので解体を行う前にある程度の現場状況は把握しているとは言え実際に解体を進めると想定外の事が色々とあったと現場監督の方や電気工事業者の方が仰っておりました。我々もそれに合わせて出来るだけ柔軟な対応を心がけていましたが、幸いにも建築側の方々は腕の良い方々ばかりだったので我々も仕事をスムーズに進める事が出来ました。

     

     

     

    リフォーム途中の現場。リビング正面の既存の壁面へ2箇所、垂直に配管が埋設されているのが分かります。床経由と天井経由の2箇所から配管を張り巡らせて頂きました。躯体がRCなので基本的には大きな変更が出来ない中、様々な工夫を凝らして我々の指示を実現してくれた現場の電気工事業者の方に感謝しています。

     

     

     

    今回はH様より、「極力配線を見せない様に工夫して欲しい」とのご要望を頂いていたので、スピーカーの配管も通常の壁面出しでは無く床から出し、スピーカーの台座下で隠す様にしました。当初想定していた場所では床根太が邪魔すると言う事で現場へ出向いて影響の無い位置を計算し、配管・配線を隠蔽する事が出来ました。

     

    我々は引渡し後の作業だけでは無く、上記の様な指示や準備も含める事でお客様からの要求を形にするカスタムインストールが実現出来ると考えています。

     

    H様邸の引渡し完了後、各機器のインストール開始です。

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