弊社のNASはCDリッピングした音楽データやその他のデータを格納した物、そしてハイレゾ音源専用にしている物の計2台を常時稼働させています。
両方ともシングルベイのNASなので、HDD内にあるデータを保護するためにUSBで外付HDDを接続し、ミラーリングの様な格好でデータのバックアップを行いつつ、NASの電源はUPS(無停電電源装置)に繋いでいて、停電が1分程続いた場合は自動でシャットダウンする様に設定してあります。
UPSは未来永劫使用出来る訳ではなく、内蔵されたバッテリーが経年劣化により電源保持時間が短くなるため、3年〜5年での交換が望ましいとされていまして、弊社で使用しているUPSも定期的に内蔵バッテリーを交換しています。
このバッテリー交換を怠ると、せっかくデスクトップPCやNASをUPSに接続していても停電時に内蔵バッテリーによる電源保持が出来なくなり、UPSの意味をなさなくなってしまいますので、定期的な交換が推奨されます。
この様に常時使用しているにも関わらず、本領を発揮するのは停電が起こった時だけと言う保険の様なUPSですが、実際に付けておいて良かったと思える出来事が今朝ちょうど起こったのです。
実は今朝の8時半前頃、弊社の周辺で1分ほど停電が発生しました。(発生直後の関西電力のHP画面)