LINN KLIMAX350-Pをお使いのK様から、スピーカーよりたまに「ボコッ、ボコッと言う音がする」とご連絡を頂いたので、リンジャパンの小泉さんと相談した結果、ウーファー又はパワーアンプの不具合が考えられると言う事で部品を持ってK様邸へご訪問となりました。
LINN KLIMAX350-Pは鳴らすのにパワーアンプが必要とされるタイプですが、ウーファーユニットのみ背面にある専用のパワーアンプを使います。

ウーファーのグリルを取り外しているリンジャパンの小泉さんと古川さん。
音を鳴らし始めてすぐに症状が出る訳では無く、30分ほどしてから「ボコッ、ボコッ」と鳴り始める様なので、音を鳴らしてランニングをさせながら症状が出るのを確認します。その間、古川さんはウーファーユニットを手で押します。
ボイスコイルに歪みが生じてないかと共に、稀にウーファーに取り付けられてあるサーボ検知ユニットの接着が剥がれて、手で押すと「ボコッ、ボコッ」と鳴る事がある様なので確認しましたが、ウーファー2個とも問題なさそうなのでやはりアンプユニットが疑われます。
そうこうしているうちに「ボコッ、ボコッ」と鳴り始めましたので、背面のパワーアンプユニット交換作業開始です。

パワーアンプが止まっているネジを全て外し、スピーカー本体と固定している赤いベルトも合わせて外します。

パワーアンプが完全に外された状態。

右がLINN KLIMAX350-Pから取り外したパワーアンプ、左が今回交換用のパワーアンプ。こちらはDPS(DYNAMIK POWER SUPPLY)搭載。
ネットワーク基盤の部品配列が新旧で異なるのが見て取れます。

不具合が出ていたのは左側でしたが、パワーアンプの特性を揃える為に右側も合わせて交換。
作業完了後に音出しを行い、期せずしてDPS(DYNAMIK POWER SUPPLY)へとアップグレードにもなったLINN KLIMAX350-Pからは以前よりも正確な低域が出る様になり、全体的な音質改善に寄与する事となりました。