JBLのブースでは日本未入荷のSYNTHESISシリーズを中心に展示とデモを行っています。
常に盛況なJBLブース。
この、SYNTHESISシリーズは専用シアターやリビングシアター等のホームシアター向けに用意された製品群ですが、通常の製品と大きく違う点として、個人が製品のみを購入するのではなく、カスタムインストーラーが部屋のサイズや音響に合わせたシステムをプランニングからインストールまで一貫して行うための、言わばカスタムインストーラー専用製品なのです。
アメリカではこの様にカスタムインストーラーがプランニングからインストールまで行い、一般には販売されてない専用製品が多くのメーカーから出ていますが、残念ながら日本ではまだその様な性質の製品は多くありません。
例えば、このSYNTHESIS SDP-75は16/24/32chまで対応するイマーシブオーディオ対応プロセッサーですが、
背面を見ると実は中身がフランスのハイエンドプロセッサーメーカー、TRINNOVそのものでした。
TRINNOVの様に複雑な音響設定を行えるアメリカのカスタムインストーラーがSYNTHESISのディーラーとして成立するのもアメリカのカスタムインストーラーの層の厚さが伺えます。