滋賀県のK様。
コロナ禍に連絡を頂いて新築計画をスタートし、3年越しにリビングシアターのインストールが実現したので、暫くの間、当Columnでご紹介したいと思います。
前回はプロジェクターの開梱から設置設定までの作業の様子をお伝えしましたが、今回はAMXホームオートメーションの設置やプログラム、タッチパネル画面の様子となりまして、これでK様邸のご紹介は一旦完了となります。
AMXホームオートメーションの要となる、コントローラー本体。
K様は元々このAMXホームオートメーションをお使いになられていて、今回の新築を機にコントローラーを流用し、新しくプログラムし直してタッチパネル画面も一新した状態でリビングシアターを操作する事になりました。
以前に設置されてから大体10年以上が経過していたため、今後も安心してお使い頂ける様に電源部を新品に変更しています。
こちらはAMXオートメーション本体を設置しているラック内に設けられた、2つの赤外線受光部。
1つは200インチ電動スクリーン用受光部で、もう1つは5本の電動ロールカーテン用受光部。
ガジェット好きなK様はご自分で色々な機器を設定してお試しになられるのがお好きとの事で、赤外線受光部をこちらに設ける事で一旦はAMXホームオートメーションでリビングシアターを操作出来る様にはしつつ、将来的にはスマート家電リモコンで電動ロールカーテンの制御も視野にあり、こちらにそのスマート家電リモコンを追加する事を可能にしています。
また、AMXホームオートメーションを導入している事でラックの扉を閉めたままiPadの無線LAN経由で操作出来るため、意匠的にはラックの扉をガラスではなく他と同じ木目で仕上げられるのも大きなメリットです。
こちらのラックにサラウンドアンプ、BDレコーダー、Apple TV 4K、AMXホームオートメーション、HUB、無線LANアクセスポイントを全て収納しつつ、操作はiPadで行います。
リビング正面の200インチ電動スクリーン面の奥側に2本、その側面に1本、ラック側に2本の合計5本の電動ロールカーテンが天井に仕込まれています。
これらの操作は専用リモコンの他に、AMXホームオートメーションでも可能にしています。
リビングシアターを操作する際、日中であれば電動ロールカーテンは自動で降り、夕方以降は降りない様な設定もプログラムで行なっています。
こちらが電動ロールカーテンを操作するためのiPadの画面。
AからEまでの5本の電動ロールカーテンを個別に操作出来る他、5本の電動ロールカーテンを一斉に操作出来る様にボタンを追加しています。
もちろん、サラウンドアンプやプロジェクターの電源もこちらで個別に操作が可能。
こちらはAMXをプログラム中のPC画面。
プログラムの便宜上、シャッターとなっていますが、この項目で5本の電動ロールカーテンを制御出来る様にしています。
最終の調整を現地で行なっている時にちょうどK様が別件で来られたので、新しくなったAMXホームオートメーションの使用説明を行わせて頂いた所、以前よりも使いやすくなったとの事でお喜び頂けました。
また、後日調整でご訪問の際に奥様にも使用説明を行わせて頂いた所、簡単に使えるとのお言葉を頂きました。
近年のインストールでは欠かせないAMXホームオートメーションの取付とプログラミングが完了し、K様邸リビングシアターはこれで完成となります。
上記調整でのご訪問の夜にK様が早速システムをお使いになられた様で、翌日すぐに下記の様なメールを頂きました。
「予告動画のみを見ましたが200インチは想像以上に迫力がありました。TPcontrol(AMX操作用iPadアプリ名)も以前よりレスポンスが良くなった感じで使いやすいです。」
K様、こちらこそ200インチリビングシアターをインストールさせて頂きまして、本当にありがとうございました。