弊社のNASはCDリッピングした音楽データやその他のデータを格納した物、そしてハイレゾ音源専用にしている物の計2台を常時稼働させています。
両方ともシングルベイのNASなので、HDD内にあるデータを保護するためにUSBで外付HDDを接続し、ミラーリングの様な格好でデータのバックアップを行いつつ、NASの電源はUPS(無停電電源装置)に繋いでいて、停電が1分程続いた場合は自動でシャットダウンする様に設定してあります。
UPSは未来永劫使用出来る訳ではなく、内蔵されたバッテリーが経年劣化により電源保持時間が短くなるため、3年〜5年での交換が望ましいとされていまして、弊社で使用しているUPSも定期的に内蔵バッテリーを交換しています。
このバッテリー交換を怠ると、せっかくデスクトップPCやNASをUPSに接続していても停電時に内蔵バッテリーによる電源保持が出来なくなり、UPSの意味をなさなくなってしまいますので、定期的な交換が推奨されます。
この様に常時使用しているにも関わらず、本領を発揮するのは停電が起こった時だけと言う保険の様なUPSですが、実際に付けておいて良かったと思える出来事が今朝ちょうど起こったのです。
実は今朝の8時半前頃、弊社の周辺で1分ほど停電が発生しました。(発生直後の関西電力のHP画面)
幸いにも停電は1分ほどで収まったのですが、エアコンは止まるし照明は消えるしテレビももちろん使用していた家電製品全てが止まりました。
電気が復旧してからは家中の家電製品の電源を入れ直して動作を確認したのですが、ひと段落してからNASの様子が気になったので確認を行いました。
2台のNASはUPSの機能が働いて自動シャットダウンされていたので、電源ボタンを押して復旧させました。
NASが復旧してからNASの設定画面に入り、ログの確認を行いました。
NASのログにもちゃんと「UPSにより停電が1分間検出されたのでシャットダウンを行いました」と残っています。
こちらが今日の停電時に電源を供給し続けてNASを自動でシャットダウンしてくれたUPS。
※NAS、UPS、光終端装置、ルーター、L2スイッチ、リブーターは小屋裏に設置
※以前にNASを19インチラックへ設置していた所、放熱の問題があったので屋根裏へ移動
こちらはNAS設定画面にあるUPSの項目。
画面上部の設定で「AC電源が故障した場合、サーバーをオフにする」にチェックを入れているので、今回は停電が1分ほど続いたので設定通りにサーバーをオフにする動作に入りました。また、UPS情報は正常と書かれていて、バッテリー容量は93%とあるのは、停電時にバッテリーから電源供給を行い、復旧したのちにバッテリーの
電を行なっている途中だからです。
停電復旧後しばらくは原因が不明でしたが、のちに関西電力のホームページを見た所、「弊社設備への樹木や鳥獣等の接触」と書かれていました。
もちろん、1回や2回の操作ミスで謝ってNASのコンセントを抜いてしまって中のデータが完全に消える事は稀だと思うのですが、それでもNASやHDDは我々が想像しているよりも繊細な機器なので、万が一の事を考えればUPSで停電等から保護しておいた方が良いのは間違いありませんし、実際に弊社のNASも今回の停電でUPSに助けられました。
音楽データをNASへ取り込んでいる方々はこれを機に1度UPSの導入やNASに内蔵されているHDDの使用年数、バックアップ等を再考されてはと思います。




