• 2023年7月5日

    LINN DSMの最新ファームウェアで大きく変化した点や注意点

    先月初頭、LINN DSMのファームウェア、Davaarがバージョン100を迎えました。(4.100.502)

    バージョン99から内部的に大きな変化があった様で、その分細々とした修正しきれない部分を先月末のバージョン101で修正した物と思われます。(4.101.504)

     

    先代のソフトウェア、CaraからDavaarに変わったのが2011年3月なので、それから12年間、同じDavaarと言う名前で進化し続けて来ました。

     

    このDavaarで特に印象的だったのは、Space Optimisaitonと言う機能が2015年6月にリリースされたバージョン32からKonfig経由で使える様になった事です。

    その派生で現在の主流となる、Account Space Optimisationとしばらくの間は二刀流の使い方が出来たのですが、今回のバージョン100以降からAccount Space Optimisationだけになり、従来のKonfigで設定していたSpace Optimisaitonは使えなくなると言うのが、今回の大きな変更点の1つです。

    また、LINN DSMの設定自体もKonfigで出来る事が段々と少なくなり(Konfigはアップデートされないので)、今後はLinn AccountでログインしたのちのManage Systemで設定する様になるのも、もう1つの大きな変更点です。

     

    以下では実際にKonfigの画面がどの様になっているかをご説明します。

     

     

     

    画面上部に「今後はLinn AccountのManage Systemで設定してください」と書かれているのが分かります。

    弊社で使用しているLINN DSMは全て最新のファームウェアバージョンにアップデートしているので、バージョンが「4.101.504」と表記されています。

     

     

     

    弊社ショールームで使用しているAKURATE EXAKT DSMと接続しているMAJIK EXAKTBOX-Iは既にKonfigの画面では出て来ません。

     

     

     

    そして、Space Optimisaitonの項目はこの様に表示され、設定自体が出来なくなっています。

    ただ、Konfig自体では基本的な入力項目の変更やスタートアップソースの設定、HDMIの設定等はまだ行えますが、これらの機能もKonfig自体はアップデートされないため、徐々に使えなくなる可能性が高いとは考えています。

     

    そして、以下はLINN AccountにおけるManage Systemの画面です。

     

     

     

    この様に自分のアカウントに紐づけられているLINN DSMが一覧表示されます。

    本体右上に付いている緑色の丸はManage System側からLINN DSMがオンラインで確認出来ている印です。

     

     

     

    機器をクリックすると出てくる画面。

    ステータスがオンラインになっているのが分かるのと共に、デバイスに何が接続されているのかが分かります。

    こちらの画面でMAJIK EXAKTBOX-Iが接続されているのが分かります。

     

     

     

    こちらがAccount Space Optimisationの画面。

    新しく項目を作成したり、過去に作成したデータを編集して新しく項目を増やしたりする事が可能です。

     

     

     

    この様に今まではMac/PCを用いてローカルネットワークへ接続する事でしか設定出来なかったLINN DSMを今後はブラウザ経由で端末問わず、どこからでも設定出来る様になるのが大きな利点となります。

     

     

     

    ただ、この最新ファームの大幅な変更に伴う注意点として、以下の点が挙げられます。

     

     

    1.KonfigのSpace Optimisationで作成したデータは更新できない

    Konfigで作成したSpace Optimisationのデータは、あくまでもKonfig側に残ります。

    もちろん、LINN DSM側にも一旦設定を行うと残ってはいるのですが、何らかの事情で初期化した場合は当然ですが、本体側に書き込まれたSpace Optimisationの設定データも無くなります。

    また、最新ファームにすると上記画像の様にKonfig側では何も設定が出来なくなるので、Space Optimisationの設定を変更しようと思っても出来ません。

     

    2.Account Space Optimisationで部屋の測定やデータの入力を行う必要がある

    また、Konfig側で作成したSpace Optimisationデータは現在の所、Manage System側で吸い上げる様な設定項目が見受けられないため、LINN DSMのファームを最新にした場合はKonfig側で書き込んだSpace Optimisatonデータをそのまま使うか、新しくAccount Space Optimisationで再度部屋の測定やデータの入力を行う必要があります。

    スピーカーを変更したり、少し低音を調整したいと思っても既存のSpace OptimisationはKonfigで開く事が出来ないので、将来的な事を考えればAccount Space Optimisationで再度データを作り直した方が良いと思います。

    Space OptimisationよりもAccount Space Optimisationの方がより詳細な分析を行うと共に、部屋の響き具合の調整が出来たり、低音の調整がより簡単に出来る様になっています。

     

     

     

    この上記2点に留意した上で最新ファームへのアップデートを行われると良いかと思います。

     

    LINN DSMのアップデート後の操作方法やLINN Accountの作成方法、Account Space Optimisationを構築するのが不安な方はお気軽に弊社までお問合せください。

     

    LINNの各種サポート料金につきましては、こちらをご参照ください。

    以前はSpace Optimisation設定を2種類に分けていましたが、最新ファームウェアではKonfig版が設定出来なくなったため、1種類に統一いたしました。

    現在お手持ちのLINN DSやLINN DSMが持つ性能を最大限に引き出すには、LINNスペシャリストの弊社までご相談下さい。長年に渡るLINN DSやLINN DSMの販売実績やホームオーディオの豊富な経験と知識、カスタムインストーラーとしての宅内ネットワーク構築スキルを活かし、お客様宅まで出張して診断し、オーディオの性能を最大限に引き出します。

    また、家族が楽しめるホームシアターや住宅設備機器をiPadやiPhone等で操作するAMXホームオートメーションのインストールも多数の施工実績があります。弊社ショールームへご来店頂いて、ホームシアターやAMXホームオートメーション等を実際にご体感下さい。

    LINN DSやLINN DSM、ホームシアターや宅内ネットワークに関するサポート内容やサポートエリア等の詳細に関しては弊社Web内、サポートのご案内をご参照下さい。また、サポートのご対応エリア外でも対応させて頂く事があります。

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