AMXホームオートメーションでホームシアターをお使いのF様から「スピーカーから音が出なくなり、タッチパネルのバーグラフに音量が反映されなくなった」との事でご相談。
さっそくF様邸へお伺いしてシステムの状況を確認します。
ラックに並ぶAMXホームオートメーション機器。
プロジェクターは昇降機を使用していますが、こちらは問題なし。
電動スクリーンも問題なく動作します。
となると、おそらくこのONKYO製サラウンドアンプに不具合の可能性が考えられます。
ONKYOは既に去年頃からサービス部門が機能していないのですが、発売開始から約20年が経過している事もあるので、まずはサラウンドアンプやAMXと通信している配線、そしてAMXの機器へ給電している電源ユニットを交換し、それでも改善しなければAMXホームオートメーションのマスターコントローラーやタッチパネルの交換も視野に入れる様な方向で1つずつ進めて行きます。
各種機器類の準備が整い、再度F様邸へご訪問し、作業開始です。
まずはラックから既存のサラウンドアンプを引き出して不要な配線を撤去。
また、必要な配線は新たに引きなおします。
サラウンドアンプへ接続されている配線は全て外します。
新しく用意したサラウンドアンプ、marantz SR6015へ先ほど外した配線を繋いで行きます。
ちなみに今回はテレビやプロジェクターは既存の物をそのまま使用するので、コンポーネント端子やコンポジット端子等の映像端子やAMXと制御するためのRS232端子が付いているサラウンドアンプが必要でして、製品の入荷状況を含めて検討した結果、弊社でも展示機として使用しているmarantz SR6015となりました。
marantz SR6015の設置が完了。
AMXホームオートメーションの方の配線に取り掛かります。
今回、1番難易度が高かったのが、タッチパネルとAMX本体を繋ぐ配線を見つけて別々の電源供給が出来る様に配線する事でした。
今までは電源ユニット1台でAMX本体及びタッチパネルを含む子機全てに電源供給していたのですが、それだと電源ユニットが電圧降下を起こした場合、全てのシステムに不具合が起きる可能性がありましたので、今回の作業で既存の電源ユニットは撤去して新たにAMX本体のみに給電する電源ユニットとタッチパネルを含む子機全てにのみ給電する電源ユニットの計2台を設置する事にしました。
こうする事で、仮に何らかの不具合が起きた時にもAMX本体に原因があるのか、それともタッチパネルを含む子機側に原因があるのかの切り分け作業が容易になります。
電源分割による配線作業が全て完了し、電源ユニットを2台AMX子機の上に載せています。
AMX機器を元に戻し、こちらの作業も完了。
不必要になったAMX子機は撤去し、電源ユニットを計2台載せています。
AMXタッチパネルへ修正した画面データを送信している所。
今のタッチパネルは画面データを送信するのも一瞬で完結しますが、この時代の物は1回の修正でも約15〜20分はかかります。
また、サラウンドアンプを交換したのでAMX本体にも修正したプログラムを送信し、作業が完了。
心配していたAMX本体側の不具合はひとまず大丈夫そうな雰囲気で、その後も順調に動作しているとの事でF様からご連絡を頂きました。
今回は応急処置的な対応となりましたが、今後システムを使用していく事で、また入れ替えのタイミングが来ると思いますので、その時はまた対応させて頂きます。
F様、ありがとうございました。











