今から20年以上前に国産プリメインアンプとCDプレーヤー、そしてJBL 4312MK2をご納品させて頂き、音楽を楽しまれていたU様。
お使いのCDプレーヤーが壊れてしまったとのご連絡。
U様はスピーカーも含めたシステム全体の交換も検討されていた様ですが、スピーカー自体は特に不具合が無いためそのまま使用し、プリメインアンプとCDプレーヤーを交換する様なご提案を行い、そちらで進める事になりました。
ご注文から約3ヶ月弱、漸くLINN MAJIK DSM/4が入荷したので、ご納品に伺いました。
箱から出したLINN MAJIK DSM/4。
既存の機器を撤去し、オーディオラックへ設置が完了したLINN MAJIK DSM/4。
そして、こちらも既存の機器を撤去し、オーディオラックへ設置が完了したNUPRiME CDT-8 PRO。
オーディオラック上段にLINN MAJIK DSM/4、下段にNUPRiME CDT-8 PROと言う構成。
LINN MAJIK DSM/4とJBL 4312MK2。
配線類を接続し、Konfigで設定の後、部屋の寸法や窓、スピーカー、リスニングポジション等の位置をそれぞれ測定して入力し、Space Optimisationを行います。
低音のdBが異なるパターンをいくつか作成してU様に試聴頂いて最適と思われるパターンで設定して調整完了。
システム設置後、JAZZはもちろん幅広い音楽をお聴きになるU様が最初に選んだのは、SEIGEN ONOがCOMME des GARÇONSのために作曲した作品集。
そのCDに収録されている1曲目の「Something to Hold on to」を再生。
出だしから鳴る打楽器やギター等の音数や音の鮮明さが以前とは全く違うとお喜び頂きました。
次にLPでWAYNE SHORTERのADAM'S APPLEを再生。
JOE CHAMBERSが叩くハイハットとスネア、HERBIE HANCOCKのピアノから始まり、WAYNE SHORTERのワン・ホーンが渋めに入るのですが、こちらも今までと違い、高い鮮度感と音数の多さに驚かれておりました。
また、TVの光デジタル出力を接続しているので、TVのYouTubeからPerfumeのライブ映像を流し、それをLINN MAJIK DSM/4で受けて再生。
YouTubeでも想像以上のクオリティで楽しめると感心して頂き、Amazon Prime Videoの設定も併せて行ったので、今後は映画も楽しまれるとの事でした。
インターネットラジオは標準のLINN JAZZをお勧めした所、普段の聞き流しにはこれで十分すぎるクオリティだとU様。
Spotify connectの使い方もお伝えし、ご納品が完了しました。
20年ぶりのシステムリニューアルで弊社へお声がけ頂いたU様、本当にありがとうございました。
余談ですが、巷では「LINNとJBLは相性が良くない」と言う話をたまに耳にします。
どの様な理由でそう言う話が出る様になったのかは分からないのですが、少なくとも弊社でJBLのスピーカーとLINNのシステム(DSMやパワーアンプ等)を組み合わせているお客様からは全員、以前のシステムよりも良くなったとのお声を頂いています。
音質が改善する1つの理由として、JBLのスピーカーはどれも高能率です。
そのため、音の良し悪しは低能率のスピーカーよりも顕著に分かりやすい傾向が基本的にあります。
高能率のスピーカーはソースやアンプの性能や音の違いを顕著に描き出すため、再生音に僅かな歪みや揺らぎ、ノイズがあってもそれを拾って再生してしまうので、それが結果的に音がキツく感じたり耳障りに感じるのでは無いかと考えます。
その様なシステムで音楽を聴かれている場合、どこかで緩みを作りたくなるため、少しぼやっとする傾向の製品(例:プリアンプ、RCAケーブル、スピーカーケーブル等)を入れて帳尻を合わせたくなります。
LINNのDSMは、出来るだけ歪みや揺らぎが出ない様、正確な再生を心がけていますし、ノイズに関しても極力音に影響がない様な設計を行う事で、ソース元である音源の取りこぼしが結果的に少ないのが特徴です。
そのため、再生音が耳障りに感じる影響は最大限に抑えられているので、JBLの様な高能率スピーカーでこそ、以前のシステムよりも音が良くなったとのお声が頂けるのかなと実体験として感じます。
JBLスピーカーをお持ちの方で実際にLINNを組み合わせてみたらどの様な音になるのかをご体感されたい方は弊社までお気軽にご相談ください。




