弊社で展示しているLINN SELEKT DSM-KA。
元々純正でもHDMI端子は付いているのですが、こちらはテレビと繋いでARCで音を受け取るためだけの物。
LINN SELEKT DSM-KAを軸にしてHDMIボードとサラウンド・プロセッシング・モジュールを追加し、LINN SELEKT DSMへアップグレードモジュールを追加するか、AKURATE EXAKTBOX-I等のEXAKT BOXを追加すると、最大7.2chのLINNサラウンドシステムが完成します。
と、言う事で今回は後編。
LINN SELEKT DSM-KAヘHDMIボードとサラウンド・プロセッシング・モジュールを追加する様子を引き続きお届けしたいと思います。
こちらはLINN SELEKT DSM-KAの上蓋を裏から見た所。
刻まれたスリットを裏から支えている2本の金属の細い支柱の様に見えますが、実は厚みのある金属を削り出して作られている事が裏から見て初めて分かります。
この様な細かい金属加工を全て自社で行なっているLINN Productsならではの仕上げです。
こちらは拡張モジュールを入れるために空けられているスペース。
底板が見えますが、こちらも厚みのある金属を削り出してスリットや支柱が作られているのが分かります。
こちらがLINN SELEKT DSMへ取り付けられている拡張モジュール。
弊社で展示しているのはLINN SELEKT DSM-KAなので、このモジュールにKatalyst DACと新設計100Wパワーアンプ×2ch分が収まっています。
LINN SELEKT DSMは各種入力端子やEXAKT LINKの付いた本体が基本となります。
EXAKTスピーカーとこの基本形となるモジュール無しの本体があれば、音がなります。
このモジュールの無いモデルがLINN SELEKT SYSTEM HUBです。(715,000円)
ここからお客様の使い方に応じて、必要となるモジュールを組み合わせます。
例えば、手持ちのパワーアンプを使いたい方には出力モデルが2機種が選べます。
LINN SELEKT DSM-S(825,000円)
LINN SELEKT DSM-K(1,100,000円)
また、パワーアンプも必要という方にはパワーアンプ搭載モデル2機種が選べます。
LINN SELEKT DSM-SA(1,045,000円)
LINN SELEKT DSM-KA(1,320,000円)←弊社展示品
SとKはスタンダードDACとKatalyst DACの違いになります。
そこにライン出力又はパワーアンプの組み合わせで4種類となります。
また、拡張スロットに空きが2つあるので、モジュールを追加してLINN SELEKT DSM単体で高品質なサラウンドアンプとして使う事も出来ます。
こちらはモジュールDAC部分。
基盤に「LINN KATALYST DAC ARCHITECTURE」と書かれているのが分かります。
モジュールの話で少し外れてしまいましたので、HDMIボード組み込みに戻ります。
写真上部の所へHDMI基盤を組み込みます。
こちらはHDMIボードを下部の基盤と接続するためのリンクボード。
HDMIボードの装着が完了。
HDMIボードの上部へプロセッシング・モジュールを取り付けて完成。
LINN SELEKT DSM-KAの背面を見ると、HDMIの入出力が追加されたのが分かります。








