弊社で展示しているLINN SELEKT DSM-KA。
元々純正でもHDMI端子は付いているのですが、こちらはテレビと繋いでARCで音を受け取るためだけの物。
LINN SELEKT DSM-KAを軸にしてHDMIボードとサラウンド・プロセッシング・モジュールを追加し、LINN SELEKT DSMへアップグレードモジュールを追加するか、AKURATE EXAKTBOX-I等のEXAKT BOXを追加すると、最大7.2chのLINNサラウンドシステムが完成します。
と、言う事で今回から前編と後編で、LINN SELEKT DSM-KAヘHDMIボードとサラウンド・プロセッシング・モジュールを追加する様子をお届けしたいと思います。
ちなみに、当Columの読者だとご存知かとは思いますが、この様なアップグレード作業は基本的に弊社で行うのですが、それはお客様の「聴きたい時間」を最優先しているからです。
※但し、一部製品のアップグレードは本国のスコットランドで行う必要があります
箱に収められたLINN SELEKT DSM-KA。
ここから取り出して、HDMIボードとサラウンド・プロセッシング・モジュール追加作業に移ります。
筐体上面左側に刻まれたLINNのロゴはMAJIK DSM/4と同じくレーザー加工によるもの。
現状ではHDMIモジュールが収まる所に蓋がされていて、ARCを使うためのHDMI端子のみがあります。
こちらが梱包された状態のHDMIモジュール。
左側に細かいパーツが同梱されているのが分かります。
こちら、袋から取り出したHDMIボード。
余談ですが、LINN SELEKT DSM-KA本体右側のネジはこの形状です。
そして、本体左側のネジは形状が異なります。
最初、この左右の違いを見て「ネジが間違っているのかな」と思い、リンジャパンに問い合わせた所、本体アースの落ち方を鑑みてこのネジの方が音質が良かったので、LINN Productsへこの仕様でお願いしているとの事でした。
この様な小さな事でも音質改善に寄与しているのがオーディオの面白い所です。






