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約10年ほど前に2Wayリビングシアターを導入する際、操作が非常に煩雑なのと、主な機材を階段下の収納部に収めたいと言う事で、当時主流だったプログラマブルリモコン、marantz RC9001をご導入頂いたI様。
その後は特に問題なくお楽しみ頂いていた様ですが、近年はmarantz RC9001に内蔵されているバッテリーの消耗が激しく、交換してもすぐ動かなくなる様な状態が続き、メーカーはすでに部品供給も難しくなって来ている事から、marantz RC9001に替わる物やシステム全体のアップデート等について弊社へご相談を頂いた結果、まずはmarantz RC9001からAMXホームオートメーションシステムへ移管する事になり、インストールを行いました。
まずはテレビを取り外します。
テレビを外した背面に埃がたくさん積もっていたので、それを取るために「掃除機を持ってきて頂けますか?」とお願いした所、持ってきた掃除機でおもむろに掃除されるI様。お手を煩わせて申し訳ありません…
テレビを外した理由、それはLANケーブルを階段下へ通すためでした。
10年ほど前はまだ宅内ネットワークが広まってない頃で、「将来使う時のために必要な場所に空配管でも入れておきましょうか」程度の認識でした。
また、当時marantz RC9001はエクステンダーのRX8001とアドホック接続していた為、特に宅内ネットワークと接続する必要も無かったので、階段下の機器設置場所には有線LANがありませんでした。
しかし、今回AMXホームオートメーションを導入する際にマスターコントローラーとiPadは宅内ネットワーク経由で接続する必要があるので、階段下に有線LANをルーターから配線する必要がありました。
I様邸は幸いにもテレビに有線LANを将来的に接続できる様に配管を準備されていたので、ルーターからテレビ背面を経由して階段下まで有線LANケーブルを入線するためテレビを取り外していたのでした。
階段下の機器類。省スペースを有効活用するため、奥と手前で垂直に棚板があり、それぞれの機器を設置しています。
AMXマスターコントローラーはアンプの上の少し幅が狭い棚へ設置。
今回は元々marantz RC9001を導入していた事もあり、IRエミッター等は既存の物を流用し、追加で制御する機器についてのみ新規にIRエミッターを使いました。サラウンドアンプはRS232ケーブルで双方向通信し、ボリューム表示やON/OFFを管理しています。
大体のプログラムが完了したので、iPadにアプリを入れてタッチパネルデータを転送中。
無事タッチパネルデータの転送が完了したので動作確認を行います。
今回のリニューアルでdTVとApple TVを追加し、AMXマスターコントローラーの右脇にそれぞれ設置。
アンプ背面へYAMAHAのHUBを設置。将来的に宅内ネットワーク対応機器が増えても大丈夫な様にポートに余裕を持たせています。
無線LANアクセスポイントもYAMAHAを使用し、安定性を図っています。
テレビも無事復旧してシステムが元の姿に戻りました。
無事にAMXホームオートメーションシステムのインストールが完了し、I様に動作を確認して頂きました所、今までよりも画面が大きくなり、操作がしやすくなったとのお声を頂きました。
また、無線LANアクセスポイントをリビングソファ背面に設置した事で、リビング周りの無線LANの反応がかなり改善されました。
I様、今回もありがとうございました。4K化についてはまたご相談させて頂ければ幸いです。