• 2020年3月11日

    大阪 K様邸 LINN KLIMAX DSMとSNEAKY DSMのファームウェアアップデート

    今日で東日本大震災から9年。

    今年は東京オリンピックから新型コロナウイルス一色で残念ながら式典も中止の様ですね。

    9年前の今日に起きた時に何をしていたのか、今でも鮮明に思い出せるだけ、自分が生きて来た中での大きな出来事でした。

     

     

     

    大阪のK様から、シアタールームでお使いのLINN KLIMAX DSMから音が出ないと言う連絡を頂きまして、ちょうど大阪で別の仕事をしている所だったので、そちらの仕事を終えてからお伺いしました。

     

     

     

    LINN KLIMAX DSMの様子を見た所、表示部がこの様に真っ暗な状態と、

     

     

     

    LINNのロゴマークが0.5秒ほど表示されてはまた消える様な点滅している状態でした。

     

    この様な状態になると、赤外線の信号はもちろん、宅内ネットワークからもLINN KLIMAX DSMが見えなくなります。

     

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  • 2020年3月9日

    M様邸 リビングシアター 現場確認編その3

    【CEDIA AWARDS 2019受賞物件】

     

    打ち合わせ編はこちら

    現場確認編その1はこちら

    現場確認編その2はこちら

     

    M様邸リビングシアターの現場確認編その3です。

     

     

     

    前回の現場確認からさらに2ヶ月後、大体の部分が仕上がって来た様なので、弊社がシアターの施工が出来るかを確認するために現場へ。

     

     

     

    リビング正面。建築はほぼ完成で、後は電気工事と弊社の施工を残すのみまで来ました。

     

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  • 2020年3月4日

    M様邸 リビングシアター 現場確認編その2

    【CEDIA AWARDS 2019受賞物件】

     

    打ち合わせ編はこちら

    現場確認編その1はこちら

     

    M様邸リビングシアターの現場確認編その2です。

     

     

    前回の配管確認から1ヶ月後、配管の出菅状況や天井埋込スピーカーの枠組み等を確認するために現場へ。

     

     

     

    前回の現場下見では、まだ間柱と胴縁だけでした。

    今回はコンパネが貼られていて、だんだんリビングらしくなって来ました。

     

    リビング中央に出菅されている2本の太い配管はHDMI用、その左側にある配管はセンタースピーカー用です。

     

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  • 2020年2月29日

    和歌山 M様邸リビングシアター 現場確認編その1

    【CEDIA AWARDS 2019受賞物件】

     

    打ち合わせ編はこちら

     

    M様邸リビングシアターの現場確認編その1です。

     

    その前に、何故M様邸で最新のイマーシブサウンドである、Dolby Atmos 5.1.4chをリビングで導入出来たのかを少しお話したいと思います。

    もともと、M様はクオリティの高いシアターをご要望されていましたが、Apple TV 4KがDolby Atmosに対応した事もあり、私の方からご提案させて頂きましたが、その中で障壁となるリビングソファ横にサラウンドスピーカーの設置を容認頂けたのが一番大きな理由でした。

     

    ただ、通常ではリビングでイマーシブサウンドを実現するにはサラウンドスピーカーの設置場所を巡り、なかなか難しいのが現実で、Dolbyが推奨する設置要件から大きく外れた場所にサラウンドスピーカーやトップスピーカーを設置している物件は良く目にしますし、アメリカでも同様だと、あるアメリカのメーカー幹部が教えてくれました。

     

    Dolby Atmosを代表するイマーシブサウンドは、従来の平面で構成されるサラウンドフォーマットとは大きく異なり、3Dで音響効果を製作しています。

    そのため、制作者側の意図通りの音響効果を家庭で再現するには、シアター設計時にDolby Atmosが発行しているガイドラインを守る必要があると私は考えています。

    そのガイドラインを守りながらDolby Atmosをリビングで実現し、建築意匠を守れたのもCEDIA AWARDSで評価を頂けた理由のひとつだと私は考えています。

     

     

     

    前回の現場打ち合わせから約1ヶ月後に配管の埋設状況を確認するために現場へ。

     

     

     

    天井から壁面内に多数の配管が入っている事が分かります。

    天井が出来てしまうと見られない貴重な写真。

     

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  • 2020年2月19日

    名古屋 S様邸AMXホームオートメーションのプログラム入替作業が完了

    先週金曜日〜日曜日の3日間で名古屋のS様邸AMXホームオートメーションのプログラム入替作業が完了しました。

    お施主様のS様から当Columnへの掲載をご快諾頂きましたので、プログラム入替作業の様子をお伝えします。

     

     

    リビングにシアターを導入されてから約10年以上経過されていて、音響・映像信号の伝送方法も大きく変わり、大幅な音響映像機器入替に伴いAMXホームオートメーションのプログラムも合わせて入替します。

     

     

    今回の音響映像機器入替はS様とお付き合いのある電気屋さんが担当し、弊社はそれらをAMXホームオートメーションで制御出来る様にプログラム変更を担当すると言う分業制で進めました。

     

     

     

    今回で一番時間がかかったのは、電気屋さんが事前に音響映像機器を変更するに当たり、既存で使用していたIRエミッター用のCAT-5ケーブルがHDMIエクステンダーの接続用に使われてしまい、予備の線を探して新たにIRエミッター用のケーブルとして使うために端末処理を行う作業でした。

    電気屋さんはその様な事情を知らなかった事もあり、例えばリビングTVに送られていた2本のCAT-5ケーブル(うち1本はIRエミッター用、もう1本は予備)を、IR出力のあるHDMIエクステンダー用に2本とも使われていました。

    現場下見の際、立ち会ってくれていた電気屋さんに事情をお話し、IR出力が無くてCAT-5ケーブルを1本のみ使用するHDMIエクステンダーを私の施工日に合わせて段取りして頂いてこちら側で変更しました。

     

    配線の変更にはかなり手間取りましたが、当初の設計時に使われていたコンポーネントケーブルを使い、何とか現場復帰となりました。

     

     

    機器設置場所の背面に溢れる配線。

    この配線ジャングルから既存の配線からコンポーネントとして使われていた配線をテスターで当たりつつ、ルート確保をして行きました。

     

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  • 2020年2月13日

    和歌山 M様邸リビングシアター 打ち合わせ編

    【CEDIA AWARDS 2019受賞物件】

     

    ご自宅をリフォームする際、ホームシアターをご検討されていたM様からご相談を頂き、広いリビングへ電動スクリーンと壁掛テレビによる2Wayリビングシアターを弊社でインストールさせて頂く事になりました。

     

    大変嬉しい事に、このM様邸が米国カスタムインストーラー協会が毎年開催するCEDIA AWARDSで最優秀賞を受賞しました。

     

    まだ、こちらのColumnでは施工の様子をお届けしていなかった事もあり、今回から数回に分けて完成までの軌跡を振り返りたいと思います。

     

     

    現場は既に進行していると言う事なので、早速現場へ出向いて工務店の方と初顔あわせです。

     

     

    現場は既に床の下地が出来上がっていて、これから天井や壁に取り掛かるタイミング。

     

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